紅葉の蓼科ドライブ2022
三連休最終日となったスポーツの日。三連休は生憎の小雨が混じる曇りがちだったので、天気がちょっと回復した最終日の午後に近くの蓼科高原をぐるりとマイカーでドライブしました。
まずは長門牧場に立ち寄りました。水たまりが残る天候だったのでお客さんは少ないかな?と思っていましたが、さすがに三連休ということもあって駐車場もレストランもそこそこ混雑していました。
ちょっぴり晴れ間が見えた牧草地。
ドライブで立ち寄った目的はビーフシチュー。
白樺湖までドライブして再び休憩。
ドライブの最終目的地は縄文時代の遺跡跡に造られた博物館。この地に縄文時代の黒曜石の採掘跡が埋まっているのだそうです。と前日に見たドキュメンタリー映画で知りました。
黒曜石体験ミュージアムで遺跡発掘の展示品を見学した後に受付して熊鈴を借りて発掘場所まで散策道を登ります。遺跡跡だからと舐めていたら山の斜面を30分ほど登りました。ただ綺麗に整備されて階段もついているので体力だけの問題です。
遺跡跡の星糞峠に到着しました。確かに峠の地形(鞍部)になっていました。
鞍部のちょっと上。
第一号採掘址の上に大きな展示館が建てられています。遠くからは古い廃墟の様な建物でしたが、周囲の風景に溶け込むように新しい鉄筋コンクリートの建物の外装を間伐材で覆っているようでした。
建物の中には発掘現場から剥ぎ取った地層が展示されていました。
縄文人が黒曜石を採掘するために穴を掘っては別の穴の土で埋め直す、さらに深い穴を掘っては埋め戻す、という作業を時代を経て何代にもわたって行った跡が地層となって残っています。
縄文人が穴の土が崩れるのを防ぐために使った木のレプリカもあります。縄文人が土木工事の技術ををもっていたということですね。
見学をしていると照明が落ちて、プロジェクションマッピングによる解説が始まりました。
最後に、黒曜石が含まれた地層の写真を撮って星くそ館を後にしました。
長門温泉やすらぎの湯に立ち寄り、空を見上げると、秋らしいうろこ雲が浮かんでいました。