[trekking] 残雪の燕岳2022
ゴールデンウィークの連休を利用して北アルプスの燕岳に登ってきました。
当初は前日に登る予定でしたが登山口付近は生憎の小雨模様。稜線付近はさらに悪天候が予想されたため燕山荘にキャンセルの電話を入れたついでにダメ元で翌日の予約を尋ねたところ、宿泊可能だったため一日ずらして燕岳に向かいました。前日が荒天だったこともあってか有明山神社の登山者駐車場はガラガラ。中房温泉まで自家用車で上がったところ第二駐車場がまだ空いていたため、今回はここから登山を開始しました。
朝から日差しも出ていて快調な歩き出し。
登山道の脇には霜柱。
氷柱に朝日が反射してキラキラと光っていました。
第二ベンチまではほとんど雪もありません。
大天井岳の稜線も見えてきて快調!快調!
前日の名残と思われる雪が藪の上に残っていました。
残雪が増えてきた第三ベンチで12本爪アイゼンを装着して、富士見ベンチに到着。まだこのタイミングでは富士山は見えないけれども青空は見えていました。
合戦小屋を通過する頃には小雪が舞い始め、合戦山の上に到着した頃には吹雪になっていました。合戦小屋から尾根の上に出るまでの急登もキツかったですが、ここから畑竿を頼りにいつまで経っても見えてこない燕山荘を目指すのは辛かった… 😢
燕山荘に無事にチェックイン。小屋の中は雪に押し潰されないように筋交(すじかい)が入った冬仕様。
濡れた衣類を乾燥室に干して、ほっと一息ついたところで「りんごキャラメルケーキ」を注文。こういう楽しみがあるから吹雪の中でも燕山荘まで来てしまいます。 😅
燕山荘の美味しい夕食です。温かい赤だしが体に染みます。
かしわ餅のデザートつきです。
夕食の最中には燕山荘グループ代表 赤沼 健至さんによる燕岳の紹介と登山講習。
締めは赤沼さんによるアルペンホルンの演奏でした。