ちはやふる日記


[trekking] ご来光とコマクサの乗鞍岳2021

2021年08月08日 01:59更新

北アルプスの乗鞍岳をご来光を見るために行ってきました。眼下に広がる雲海と雲の合間から登ってくる太陽。そして朝日に真っ赤に染め上げられた周囲の風景は感動的でした。


乗鞍観光センター

午前3時に乗鞍観光センターのバス停に到着。昨年(2020年)は全便運休となった「乗鞍高原 ⇒ 乗鞍山頂(畳平)ご来光バス」ですが、今年は完全予約制で復活しました。前日の18:00でWeb予約が締め切られるため、天気予報を睨めっこしながら「エイ!」と直前に予約を入れいました。この日は5割くらいの乗車率で3:40の定刻に乗鞍観光センターを出発しました。


定刻の4:30ごろに「標高2716mバス停(旧県境バス停)」に到着。夜明け前のマジックアワー。目の前には幻想的な雲海が広がっていました。


休み休み登って富士見岳山頂に日の出時刻の5時前に到着。長野県側から岐阜県側に向けて雲が滝のように流れ落ちていました。


奥に見えているのが槍ヶ岳の穂先。手前の影は大黒岳の山頂です。同じご来光バスで登ってきた登山者が大黒岳にも大勢登っていました。


雲の合間から姿を見せた朝日。本来の日の出時刻から10分ほど遅れての日の出でしたが感動的な夜明けとなりました。


朝日に照らし出されたコマクサ。


朝露に朝日がキラキラと反射して、とても綺麗でした。



標高2716mバス停

出発地点の「標高2716mバス停」まで降りてきました。奥に見えているのが富士見岳です。コースタイムは上り15分ですが、結構高さがあるように見えますね。


畳平

畳平のバス停まで戻るとご来光バスは折り返したあと。土産物店なども開店前だったので周囲をぶらぶら散策しました。


魔王岳

魔王岳の入口。クマの目撃で通行止めになっていることが多かったので、これまで登ったことはありませんでした。熊鈴を鳴らしながら周囲を警戒しつつ、のんびり散策しました。


魔王園地

上り始めたら、あっという間に山頂だと思っていたら、まだ「魔王園地」と名前がついた途中の広場でした。


乗鞍岳

そうは言っても、魔王園地のすぐ目の前に魔王岳の山頂は見えていました。


魔王岳

魔王岳の山頂に到着。奥に見えるのは恵比須岳です。


乗鞍岳

魔王岳の山頂からもう少し先まで道が続いていたので「行き止まり」の看板が見えるところまで歩いてみました。


ハイマツの緑に覆われた山の稜線。剣ヶ峰の荒々しい稜線も素敵ですが、こちら側の優しい風景も素敵でした。


朝日に照らし出された恵比須岳。


岐阜県側の風景がぼんやりと見えていました。


乗鞍岳

畳平のバスターミナルを見下ろして一枚。徐々に麓から雲が上がってきました。


乗鞍岳

魔王岳の斜面にもコマクサがたくさん咲いていました。


霧の中に浮かんだコマクサも綺麗でした。


畳平バスターミナル

畳平バスターミナルに戻りました。


乗鞍岳

先日、発表された愛称「乗鞍ライチョウルート」の横断幕が飾ってありました。これまで長野県側が「乗鞍エコーライン」、岐阜県側が「乗鞍スカイライン」と別々の名称でしたが、この夏から2つの道路に統一した愛称をつけることになったそうです。



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