千曲川散歩
青空の広がった週末。地元の千曲川沿いの名所旧跡を自家用車と自転車でぶらぶらしました。
さかき千曲川バラ公園
千曲川の河川敷沿いにあるさ「かき千曲ばら公園」。コロナ禍の感染対策で今年もバラ祭りは中止でした。
駐車場も閉鎖されていたため、歩いて来るか、わたしのように自転車でぶらぶらとやってくる人がちらほら見物していました。
森将軍塚古墳
山の稜線を削って作られた長野県最大の前方後円墳。前方後円墳というと教科書にも載っている大仙陵古墳(仁徳天皇陵)が思い浮かびますが、巨大な尾根を削って見晴らしの良い周囲から目立つ場所につくられたこちらの古墳もインパクトがありました。
発掘調査の結果に基づいて古墳の表面には建設当時の石が再現して敷き詰められていました。
大王になった気分で階段を上がります。😅
古墳の上からは千曲川流域の平地の地形が見渡せました。
善光寺平の向こうには戸隠山と飯縄山も見えていました。
科野の里 歴史公園
森将軍塚古墳の麓には博物館と歴史公園が整備されていたのでぶらぶらしました。
再現された竪穴式住居の一つに入ってみると、現代の我々が憧れるグランピング施設よりも広くてしっかりした構造でした。😅
高床式にも上がれるようになっていました。床板の隙間から地面が見えて微妙に高所感がありました。
荒砥城址
戦国時代、この千曲川流域の小県郡に勢力を誇った村上氏の支城の跡です。1960年代後半から1990年代前半までは、この場所に遊園地が作られて、観覧車やミニロープウェイもあり、活況を呈していたようです。
ということで山城のあとは、この開発でほとんど破壊されてしまっており、それを遊園地閉鎖後に千曲市が整備して山城の姿を再現したようです。大河ドラマのロケ地としても何作品も誘致しているようで、ちょっと作りこみ過ぎの虎口や見張り台もありますが、往年の姿をしのぶには良いかもしれません。
山城へ駆け上がる道が、それっぽく再現されていました。
虎口も綺麗に再現されています。少しやり過ぎ感もありますが…
物見櫓の上からの風景。千曲川流域をぶらぶらした土曜日でした。