雨の日は美術館
2021年04月18日 10:01更新
開館五十有余年を経て全面改築の後、先日4月10日(土)にリニューアルオープンした長野県立美術館(旧、長野県信濃美術館)を観覧してきました。
屋根の庇から滴り落ちる雨垂れが枯山水のような水の波紋を描き出していました。
企画展の「東京藝術大学スーパークローン文化財展」と常設館の「東山魁夷館」をハシゴしました。スーパークローン展は一つの展示を巡るだけで奈良・法隆寺から朝鮮半島の高句麗古墳群、中国・敦煌の莫高窟、アフガニスタンのバーミヤン遺跡群と一つの線で繋がっていることを最新技術で再現された展示物から体感することができました。時代や距離を一っ飛びする「どこでもドア」のような素敵な展示でした。
美術館の屋上からは善光寺さんの本堂が見えていました。本堂をこの角度から見ると正面から見上げるよりもさらに大きさが際立ちます。