[snowshoe] 上高地スノーシュー 2020
モンベル『ネイチャーガイドと行く 雪の上高地スノーシューハイク』の二日目。
スッキリ青空とはなりませんでしたが、前夜に降った新雪をまとった美しい上高地を堪能することができました。
中の湯温泉のマイクロバスに送迎していただき釜トンネルの入り口から行動開始。
勾配11%のトンネルの中の登りが一番の難所でした。😅
バス停の標識が冬の間トンネルの下に退避されていました。
閉鎖されたゲートの向こうに続く旧釜トンネルの中。
照明が落とされた新釜トンネルを黙々と登っていくと途中に除雪車が駐車されていました。
新釜トンネルを出て、次の上高地トンネルに入るまでの途中。
沢筋を横切ります。
大正池の近くまで歩いてくると、先程の除雪車が後ろから雪をかき分けてやってきました。
大正池の周囲は霧に包まれて水墨画のような風景でした。
大正池の畔でスノーシューを装着し、一列に並んで遊歩道を散策します。
キツネ?の足跡
田代池の風景。湧き水が暖かいのだと思われます。水は凍らずに流れていました。
美味しそうな 元気そうに岩魚がたくさん泳いでいました。
木の枝に「おぼろ昆布」が垂れ下がっています。
枝から垂れ下がっている緑は「サルオガセ」という地衣類だそうです。
足跡がヨタヨタしているからタヌキ?
こちらもタヌキ?の足跡。
足元を気にしながら歩いていたら青空が少し見えてきました。
背後の六百山(ろっぴゃくざん)も見えてきました。
梓川の流れと背後の山のコントラストが素敵です。まだ雪が少ないようで山肌は黒黒としていました。
明神岳から前穂高岳への稜線がちょこっと姿を見せました。背後の奥穂高や吊尾根が雲に隠れているため手前の山々の存在感が際立っていました。
人気のない河童橋に到着。橋のたもとのテーブルで暖かい飲み物などを出して休憩しました。
グリーンシーズンはシャトルバスがガンガン往復している車道ですが、冬にこうして歩いてみると「冬のソナタ」に登場しそうな素敵な道でした。
さきほど通ってきた遊歩道を林道から見下ろします。往路でスノーシューは満喫したので帰りはスノーシューを背負って、サクサク歩きました。
中の湯温泉に戻って汗を流したら、車の雪を下ろして帰路につきました。