[trekking] 紅葉のアプトの道
紅葉が山の上から麓にまで降りてきました。旧信越本線の廃線跡に整備されたトレッキングコース『アプトの道』を歩きながら、紅葉を楽しんできました。
写真は明治時代に建設された碓氷第三橋梁、通称めがね橋。
「アプトの道」の軽井沢側の終点「熊ノ平」まで国道19号線旧道をつかって車で向かいました。
熊ノ平駐車場に折り畳み自転車を下ろして、アプトの道の帰路の足にしました。JRバスが横川駅と軽井沢駅の間を、ほぼ1~2時間間隔で往復しているのですが、ほとんどの路線が新道(碓氷バイパス)経由。 旧道を経由して熊ノ平を通過するのは運行期間限定の一日一往復だけでした。時間が合わなかったため自転車にしました。
自動車で旧道を下ると巨大なレンガ橋が落葉の向こう側に見えてきました。まだ朝の8時過ぎだったので、めがね橋駐車場にもすんなりと車を駐車することができました。
めがね橋(碓氷第三橋梁)を下から見上げたところ。のちほど、この橋の上を歩きます。と思うとちょっと高さが怖くなります。😥
めがね橋と背後の山の紅葉。
JR横川駅から歩いてすぐ、碓氷峠鉄道文化むらの脇にある「アプトの道」の起点から歩き始めます。
鉄道文化むらの周囲の紅葉もピークでした。
碓氷峠鉄道文化むらと背後の裏妙技山。
上信越自動車道の巨大な斜張橋の下をくぐります。
レンガ造りの旧丸山変電所に到着です。
変電所の建物ですがデザインがモダンです。
碓氷湖の紅葉
トンネルを抜けるとめがね橋の上に出ます。
めがね橋の上は柵も整備されて安全に歩けるようになっていますが、先ほど見た橋脚の高さを思い出すと足が竦みます。
めがね橋から見る紅葉の絶景。
トンネルには蒸気機関車に対応した排煙口が所々に開いていました。
トンネルに穿たれた穴から見る紅葉。
トンネルの出口に見える紅葉。
アプトの道の終点、旧熊ノ平駅に到着。蒸気機関車で碓氷峠を上がっていた時代に、石炭と水を補給するために作られた停車場だそうです。
旧熊ノ平駅から階段を下りて駐車場へ。
熊ノ平駐車場に到着。
停めておいた自転車に乗って車道を一気に降りました。
国道18号線旧道から見た紅葉。
めがね橋の前の国道は駐車場へ入る車で大渋滞。
碓氷湖(坂本ダム)に自転車で到着。碓氷湖の駐車場も大混雑でした。
碓氷湖の紅葉。
碓氷湖を周回する遊歩道にも廃線跡を模した小さなトンネルがありました。
「峠の湯」で入浴して帰宅。露天風呂から見える裏妙義山、お食事処から見える紅葉、見事な風景でした。