上野ミュージアム巡り(仁和寺/北斎)
2018年01月28日 13:22更新
上野の国立博物館で開催されていた『仁和寺と御室派のみほとけ』展を東京へ出かけたついでに観覧してきました。
博物館の展示室に再現された一般非公開の観音堂内部が写真撮影可だったので写真をパシャり。お堂は再現ですが仏さまは本物です。
空海の真筆も展示されていましたが見事でした。
博物館の喫茶スペースで京都の鶴屋吉信のあんみつを販売していたので休憩。
観覧が終わると夕闇が深まっていました。
国立西洋美術館で開催されていた『北斎とジャポニズム』展の会期終了も迫っていたのでハシゴ!
ドガがパリの下町の踊り子を描いた作品も北斎漫画の力士の構図をモチーフにしていると知ると見える景色が全く変わってきます。
ロートレックも北斎漫画の影響を受けているんだと知ると俄然面白くなります。
モネの作品。アタック25で出題されたら早押しで「モネ!」と答えてしまいそうな典型的なクロード・モネの作品。しかし北斎の影響を受けたドガやロートレックの作品を見た後だと、たしかに北斎の影響を受けていると素人でも納得してしまいます。
グスタフ・クリムトの作品というと世紀末の退廃と耽美。しかしクリムトの裸婦の素描が浮世絵の春画の影響を受けているとしると又々世界が回転して見えました。