[trekking] 燕岳 春山登山
5月1日、2日とカレンダー通りに出勤してゴールデンウィーク後半。天気予報も晴れを予報していたので、満を辞して北アルプスの燕岳(つばくろだけ)を一泊二日で登ってきました。
JR穂高駅近くの駐車場に自家用車を駐めて中房温泉登山口までの乗合バスに乗車しました。ゴールデンウィーク中とあって朝から大勢の登山者がバスに行列を作っていました。
中房温泉でバスを降りたら、用意してきた登山届けを提出していざ出発です。
登山口周辺には残雪はみかけませんでした。
第一ベンチのあたりまでは、まだ登山道に雪はありませんでした。
第一ベンチを通過したあたりから登山道に徐々に残雪が現れます。
第二ベンチまでくると残雪もかなり増えてきます。
第三ベンチまで来ると残雪も深くなり滑り止めのアイゼンが必須になってきました。
富士見ベンチまであがるとベンチは完全に雪の下で道標がかろうじて姿を見せています。
雪に埋もれた合戦小屋に到着。雪の上で臨時営業していました。
合戦小屋で暖かいコーヒーを購入して一休み。ここからさらに合戦尾根の急登を頑張ります。
青色吐息で合戦尾根の急登を登りきると正面に燕山荘の建物がみえてきます。
登ってきた道をふりかえるとこんな感じ。雪の急斜面を一歩一歩頑張って登り切りました!
どうにかこうにか燕山荘に到着。燕山荘の玄関前のテント場にはすでに色とりどりのテントが数多く立っていました。
Web予約しておいたので署名するだけで簡単チエックイン。
小屋の中に荷物を置いて今宵の就寝スペースを確保したら食堂でケーキセットを買って一休み。
山小屋で一息ついたら、まだ時間もあったので燕岳の山頂まで最低限の荷物だけで往復しました。山頂付近は西側は雪が吹き飛ばされて斜面にまったく残雪がなく、反対の東側は大きく雪庇が張り出す両極端の風景でした。
ぶらぶらと散歩のようなテンションで燕岳の山頂に到着。
山頂から見た北燕岳方面の風景。晴れてはいたのですが薄く雲がかかっていたため少しぼんやりした風景です。ただこれくらいの天気の方が雪焼けの心配はなくて良かったです。
山頂から南側の景色。槍ヶ岳の穂先も見えてはいるのですが、やはりぼんやりした風景でした。
めがね岩と槍ヶ岳
いるか岩と槍ヶ岳
燕山荘の玄関前からもういちど燕岳の写真を撮って山小屋の中に引っ込みました。この日は畳1畳に二人の割り当てでしたがまあまあ落ち着いて眠ることができました。