スノーモンキー
温泉にはいるサルとして世界的にも広く知られた長野県北部の地獄谷野猿公苑のおさるさんを見に行ってきました。
数年前から、ずっと気になっていたのですが、天候が良いとスノーシューに出かけてしまうし、暖かい日はおサルさんが温泉にはいってくれないし、ということでタイミングが合わずに、これまで過ぎてきました。10年に一度の寒波が日本列島に到来したタイミングで、さあ今だと出かけてきました。 ^_^;
朝の6時過ぎに松本の自宅を出発して小一時間高速道路を走ったところで姨捨サービスエリアで休憩しました。雪は小降りで除雪も完了していたのですが高速道路はずっと時速50キロメートル規制で、のんびりのんびり走ってきました。
ガラガラのサービスエリアで800円のモーニングセットを注文。早起きのご褒美、コーヒーをお替りして小一時間のんびりと休憩しました。
姨捨サービスエリアから見下ろした善光寺平。一筆の水墨画のようです。
時々、陽は射すのですが基本的に粉雪の舞う天気でした。
9時頃に野猿公苑の駐車場に到着。ゲートをくぐって、ここから30分の雪道歩きです。
山奥の一軒宿 地獄谷温泉の後楽館の前まで到着。
最後に階段を登ります。あともう一息。
野猿公苑の入り口に到着。ここでチケットを購入して入苑します。
スノーモンキーにご対面! 粉雪の舞う中を30分歩いてきて良かった!
気持ちよさそうに温泉に入っています。
イジメているようにも見えますが、気持ちよさそうに毛繕い中。
何かに達観したように目を閉じて、じっとお湯に浸かっている老猿。^_^;
子供のサルがお湯の中を泳いでいました。大人のサルはお湯に浸かったままじっとしているのですが、お湯の中で遊ぶのはサルの子もヒトの子も一緒みたいです。
お湯から上がった直後のサル。毛がピタリと体に貼りついて見た目が貧相になります。
群れのサルが全て温泉に入っているわけではなく、多くのサルが周囲の雪の中にいました。
観光客による餌やりは禁止されているので、サルは人に餌をねだるわけでもなく、襲ってくるわけでもなく、完全無視なのですが、人のために除雪された動線をサルも歩いているため、とても近距離でサルを見ることができます。
地獄谷温泉では常に温泉の煙が吹き出していました。
後楽館で日帰り温泉を楽しもうと立ち寄りましたが、受付が12時からだったので残念ながらパスしました。
雪道を再び30分歩いて遊歩道の入り口まで戻りました。行きの時間は開店前で気づきませんでしたが、綺麗な土産物店があります。
雪道を歩くためのブーツやスパイクのレンタルもしていました。^_^;