[trekking] 紅葉の北八ヶ岳 白駒池 - にゅう - 中山 - 高見石
秋晴れの中、紅葉を迎えた北八ヶ岳の白駒池を訪れました。
まだ星の出ている朝5時過ぎに松本の自宅を出発して、朝の7時前に白駒池入口の有料駐車場に到着しましたが、この時間帯でも駐車場の奥まで空きを探してようやく駐車スペースを見つけられる、という混雑でした。
紅葉を狙っている大きなカメラと三脚を抱えたアマチュアカメラマンは日が高くなると、どんどん帰っていくので入れ替わりは激しいと思われますが、それでも国道299号線(通称、メルヘン街道)の麦草峠周辺は路上駐車で溢れかえっていました。~_~;
苔の森を歩きます。朝露に濡れた苔に朝日が差し込んで、とても綺麗でした。
池の周辺には三脚に大きなカメラを載せた大勢のアマチュアカメラマンで朝から大賑わいでした。
青空に照らし出された紅葉は、ただただ見事
ほとんどのアマチュアカメラマンや観光客は足元の良い白駒荘か青苔荘の近くに固まっているのですが、池を周回する遊歩道を一周すると、また違った景色が見えてきます。
白駒池を周回する遊歩道の途中には苔の森を通るところもあります。
小一時間ほど、のんびりと写真を撮りながら白駒池を一周半して紅葉を満喫したあとに、「にゅう」へ向かう登山道へ入っていきした。
「にゆう」、「にう」、「ニュウ」と様々な表記がありましたが、ここの方向板は「乳(ニュウ)」
ふたたび苔の森の中を歩きます。数日前の爆弾低気圧の影響か道は沢のようにぬかるんで水浸しでした。水が豊富だから苔が良く育つのでしょうが…
白駒池から十数分登ると白駒湿原です。
道の脇にはこうした看板が所々に立っています。登山道以上と遊歩道未満といったところでしょうか。
「にゅう」の肩に上がると一気に遠くまで展望が開けます。
にゅうの頂上まで、あと一息。
北八ヶ岳 にゅう #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
「にゅう」という音の響きだけが頭にあって、あまり期待していませんでしたが、岩峰に上がると素晴らしい360度の大パノラマでした。
日照の影響なのでしょうね。池の周りの木々だけが綺麗に赤く色づいているのがわかります。
雲海に浮かんだ富士山。このコースで唯一、富士山が見えるビューポイントでした。
すこし離れた位置から見た「にゅう」の岩峰です。
目の前には天狗岳。
中山峠との分岐まで、なだらかな稜線歩きが続きます。背の高い木々に挟まれた道を歩くため強風も気になりませんでした。
中山の頂上へ上がる最後の登り。景色がいいのです写真を撮って一服。
地味な中山の頂上を素通りして、中山展望台に到着。
絶景ですが風が強いので、早々に通過しました。
中山から高見岩までの下り。急な下りが淡々と続くので登りよりも、ここが一番きつかったです。
高見石小屋に到着。白駒池から一直線にここまで上がってくれば、1時間弱の距離なので、大勢のハイカーで賑わっていました。
北八ヶ岳 高見石 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
高見石の頂上!
白駒池に向かって、なだらかに下っていきます。時計回りの周回を選び最後に楽な道が残って正解でした。^_^;
白駒池と駐車場を結ぶ遊歩道に合流!
せっかくなので、白駒池の周りをもう一周しました。
石遊の湯
帰りに「石遊(いしやす)の湯」へ立ち寄りました。
10月29日〜3月18日の期間、道路工事で休業ということで、しばしのお別れ。