International Space Apps Challenge (ISAC) Tokyo 2015
NASA(アメリカ航空宇宙局)が主催するアプリ開発者向けハッカソン "International Space Apps Challenge (ISAC)" に4月11日(土)と12日(日)の二日間に渡って参加してきました。
世界147都市、国内5都市で同時開催されたアプリ開発イベントの東京会場は秋葉原にあるDMM.make AKIBA。3Dプリンターに始まり5軸マシニングセンタ、リフロー炉にヒートショック試験装置まで揃ったMakerの聖地で丸二日間、グループによるアプリケーション開発をさせていただきました。ハッカソンの合間に製造機械がならんだStudioフロアを見学させてもらったのですが、目に飛び込むモノ全てがトップシークレットに見えて写真を一枚も撮れませんでした。 ^_^;
二日間でつくるアプリ(ハード/ソフト)のカテゴリーとテーマは主催者から与えられており、将来の宇宙開発に貢献するテーマから、過去の宇宙探査機の収集データや人工衛星データの活用など幅広いテーマから二日間で取り組む対象を選んで開発します。
私は二週間前に開催されたアイデアソン(アイデア出しイベント)にも参加しまして、そのときにJAXAの職員の方から説明をいただいた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の観測データに興味をもち、これ利用して長野県を始め全国各地の地方都市で異常発生している害虫(まいまいが)の発生の予測と駆除ができないかというアイデアでチームメイトを募りました。
HTML5のGeolocation情報を利用してOpenScreetMapに現在位置を表示させたプロトタイプです。一日目の中間発表での私の成果はここまで。デバイスからきちんと位置情報を取得していますが、このキャプチャーは松本城の位置情報を使っています。
人工衛星「だいち」の画像上にクラウドソーシングでユーザーに報告してもらった「まいまいが」の発生情報をプロットしようと試みたプロトタイプ。でも、全く動きません。 ^_^;
チームメイトが審査員に「まいまいがプロジェクト」のWebサイトを説明している風景。
私たちのチームは「デンソーアイティーラボラトリ賞」をいただきました。ありがとうございました。
【コラム】「NASAやJAXAの宇宙データを活用、ハッカソン「ISAC」が開催」をアップしました http://t.co/5TNImtPo9Z
— MdN通信 (@MdN_tsushin) 2015, 4月 14