[travelogue] 秋の京都で乗り物三昧
京都二日目は京福電鉄嵐山線、通称『嵐電(らんでん)』に乗って出発します。
日曜日でしたが制服を着た高校生で車内は満員でした。
子供のころは、ノロノロと走る『しんきくさい』印象しか嵐電には抱いていなかったのですが、あらためて大人になって乗ってみると自然と気分があがります。^_^;
嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車
嵐電嵯峨野駅で降りて、少し歩くとJR嵯峨嵐山駅と隣接したトロッコ列車嵯峨駅に着きます。一番列車の当日券を窓口に並んで手に入れます。
きれいにカラーリングされたディーゼル機関車に釘付け!
運転席の内部もカメラを持つ手を伸ばして一枚。
開放感満載のザ・リッチ(5号車)に乗り込みます。嵐の中だと罰ゲームになりそうな車両ですが、この日は天気も良く最高! ということで、ザ・リッチ(5号車)は当日予約のみとなっています。
5号車は足元も格子になっています。
終点のトロッコ亀山駅が近づいてくると朝霧が濃くなってきました。
保津川下り
トロッコ列車で上ってきた保津川を遊覧船で下ります。幸い朝霧はすぐに晴れました。
堤防には観光馬車が走っています。
カヌーを追い越します。
さきほど乗ってきたトロッコ列車が頭上を通過します。
ラフティング体験のボートも舟下りの遊覧船と同じくらいの数、浮かんでいました。
ハロウィンが近づいていることもあり仮装姿でボートに乗っているグループもいました。
風船で飾り付けをして、ゆっくりと川を下っている舟を追い越します。
花嫁さんと花婿さんを乗せて結婚式に向かう、おめでたい舟でした。
花婿さんがラフティングのガイドさんということで、ガイド仲間の皆さんがボートで伴走していたのだそうです。さすがガイドさんだけで漕いでいるボートは勢いが違いますね。
風光明媚な景色を見ているだけでも飽きませんが、三人の舟士(船頭)さんが代わる代わるお話をして楽しませてくださいます。
嵐山が近づき流れが穏やかになると売店船が近づいてきます。みたらし団子やイカ焼きなど美味しそうな匂いをたなびかせながら… ^_^;
渡月橋近くの船着き場に到着して二時間の舟下りを締めくくります。
嵐山
紅葉にはまだ早い季節でしたが、正午を回った嵐山は大混雑でした。
渡月橋の上も人と車が大渋滞していました。
亀山から嵐山までの流れは保津川、そして嵐山を過ぎると桂川と呼び名を変えて、大阪との境界で木津川、宇治川と交わり淀川となり大阪湾にそそぐ、というところまでの知識はあったのですが、実はこの渡月橋が架かっている嵐山近辺の名前は『大堰川(おおいがわ)』だそうです。渡月橋の欄干をみて変だなと思いましたが、一つ勉強になりました。これまで何度も渡月橋は渡っているはずですが…
中之島にある日帰り温泉で一風呂。露天風呂からは僅かに嵐山の上の部分だけが見えるだけですが、その奥ゆかしさが京都らしい。^_^;
阪急電鉄 嵐山線
東海道新幹線 のぞみ号 700系
東海道新幹線で京都を離れます