[snowshoe] 乗鞍岳 春山登山 2014
春山を楽しむスキーヤーやスノーボーダーに混じって、雪まだ深い乗鞍岳を登ってきました。
麓の乗鞍観光センターに自家用車を停めて、春山バス(シャトルバス)に乗り換えます。バス停で待っている時間が一番寒さを感じました。
標高1500m前後の乗鞍観光センター周辺には雪は残っていません。
観光センターの駐車場からズームレンズで捉えた乗鞍岳。
7:30発の始発便だったので乗客は本格装備のスキーヤーやボーダーばかりでした。座席には余裕がありましたがバスのトランクはスキーやボードでぎっしり。
一般車両の進入が許される最終ポイントの三本滝バス停。ゲレンデも、わずかに雪を残すばかりとなっていました。
標高2350mの位ヶ原山荘でバスを降車します。
立山の雪の大谷には敵いませんが背丈を超える雪の壁は見事です。
始発バス4台から吐き出された乗客が準備を整えて三々五々、山頂目指して登ります。山頂まで自力で登ることには変わりないのですが、乗客の9割がスキーヤーやボーダー。私と同じように行きも帰りも徒歩の登山者は1割くらいでした。
『はっはっは、見ろ。人がゴミのようだ!』と呟きながらゴミのように小さく見える先行者が残した足跡をついていきます。^_^;
雪の急斜面を登りきり、コル(鞍部)に辿り着いて一休み。
乗鞍岳山頂(剣が峰)まで、もう一息。
山頂に到着。乗鞍神社の祠も半分雪の下。
標高3026mの山頂からの景色は絶景かな、絶景かな。
稜線に打たれた杭には海老の尻尾がついていました。麓は既に桜も散りましたが山頂付近では、まだ雪が強風とともに打ち付けている証拠です。
雪の重みに耐えて曲がって成長した木。『我も斯くありたい』
…そこまで、捩じれなくてもいい??? ^_^;
乗鞍エコーラインの除雪区間に帰り着きました。
位ヶ原山荘からの下りのバスには軽装の観光客もちらほら混じっていました。バスから見る景色だけでも十分に楽しめます。私はバスの中で疲れて半分寝ていましたが… ~_~;