[trekking] 錦秋の立山縦走
三連休の初日、紅葉のピークを迎えた富山県立山を縦走して来ました。
立山黒部アルペンルートの長野県側の起点、扇沢に始発便の1時間前の5時半に到着しました。それでも無料駐車場はすでに満車。有料駐車場にはまだ余裕がありましたが大勢の登山客が準備を始めており、とても早朝の風景とは思えませんでした。
駅のチケット売り場には百人を超えると思われる長い行列。4つのチケット窓口がフル回転で大勢のお客さんを捌いていました。
5、6台連なった始発便のトロリーバスに無事に乗車し、朝一の黒部ダムに到着です。
観光放水は勇壮な水飛沫を上げていましたが、写真撮影は早々に切り上げてケーブルカーへ乗り継ぎ。
ケーブルカーのトンネルに灯りが灯ると『初號機、発進!』を思い起こしてテンションアップ! ^_^;
ケーブルカーの線路は単線ですが、中間地点で待ち合わせて上下の列車がすれ違います。これも萌えポイント! ^_^;
何事も一番が大切。待ち行列一番の整理券です。 ^_^;
ロープウェイとトロリーバスを乗り継いで室堂ターミナルに到着。
足慣らしと高山病予防を兼ねて室堂ターミナルからみくりが池周辺の遊歩道を軽く一周。歩きやすく整備された遊歩道で行きは楽々だったのですが、下山の帰路にはこの道が死のロードに変わりました。。。 ~_~;
みくりが池に映る立山をパシャリ。右の峰が浄土山。中央の鞍部がこれから目指す一の越。左の峰が雄山です。
室堂の地名の由来になっている江戸時代の立山信仰のお堂。
整備された登山道を一の越を目指して登ります。
一の越まであと一歩。この辺りまでは、まだまだ余裕があります。
一の越から雄山までの道程は一気に傾斜も急になり、大勢の登山客で渋滞します。
一の越山荘を眼下に望み、一気に高度を上げて来たことを感じます。
雄山頂上の雄山神社に到着!
室堂平に位置するミクリガ池を眼下に見下ろします。先ほどとちょうど反対からのアングルになります。
立山の最高地点、次に目指す峰の大汝山(おおなんじやま)。
大汝山のピークも大勢の登山客で大渋滞。先に登った人が記念撮影を終えて下りてこないと、次の人が登れません。 ^_^;
富士ノ折立。ここまで来ると登山客もまばらになります。
黒部湖(ダム)が綺麗に見渡せます。
右手には雪渓の残る内蔵助カール。
真砂岳のなだらかな頂上を確認しつつ大走りへの近道を辿ります。
ここから大走り。雷鳥沢にむけて一気に下ります。傾斜は緩やかで道幅も広く大きな危険を感じることはない山道ですが、最終的には膝がガクガクになりました。 ^_^;
紅葉したナナカマドとハイマツの緑のコントラストが最高!
綺麗な紅葉に励まされつつ賽の河原まで下山。足を投げ出して大の字にひっくり返っているところ。。。 ^_^;
見事な紅葉のわりには、すれ違う人はまばらで最高の景色を静寂の中で独占。
雷鳥沢キャンプ場へと沢を渡る橋。さんざん高いところを歩いて来て今更ですが、実は高所を感じる微妙な高さの橋でした。。。
雷鳥沢キャンプ場は色とりどりのテントで賑わっていました。夜は寒そうですが。。。
賽の河原の次は地獄谷。有毒ガス発生中とのことで通行禁止でしたが遠くから見渡すだけでも十分に地獄の雰囲気。
雷鳥山荘からみくりが池への遊歩道。景色が良いのですが、足はガクガクで軽装の観光客にドンドン追い抜かれていきます。
立寄り入浴に未練を残しつつ、帰路の最終便が気になって、みくりが池温泉はスルー!
室堂ターミナルで帰りのトロリーバスを待ちながらパクついた野沢菜まん。この日は大盛況だったようで豚まんは売り切れ。最後の未練。 ^_^;