ちはやふる日記


[travelogue] シドニー満喫

2010年01月09日 01:59更新

ブリッジクライム

シドニー

シドニー滞在2日目は朝からハーバーブリッジ・クライムを体験しました。

オペラハウスと並びシドニーを代表する建造物ハーバーブリッジは1932年に完成した車道8車線、鉄道2本が通る世界で2番目のスパンを持つアーチ橋だそうです。

そして、このハーバーブリッジのアーチ上部を命綱をつけて頂上まで往復するという大人気アトラクションに参加しました。

シドニー

ハーバーブリッジ・クライムの様子を下から見上げるとこんな感じです。 遠くから肉眼で見ると橋の上をアリが移動しているように見えます。

このハーバーブリッジ・クライム、旅行会社を通さずに直接インターネットから申し込んだのですが、それでも大人一人198豪ドル(17,000円ほど)と結構なお値段でした。日本であれば、綺麗で安全な遊歩道を取りつけて無料で開放するところなのでしょうが、命綱から専用のスーツまで仰々しいまでの道具立てを揃えて、ディズニーランドのアトラクションを超えるエンターテイメントに仕立てられていることで、この料金が腑に落ちました。

シドニー
シドニー

まずブリッジクライムの受付場所に行くと、申し込んでおいた時間ちょうどにカンファレンスルームの扉が開き13〜14名の参加者が一斉に中に通されます。丸いカンファレンスルームの壁に据え付けられた席に真ん中を向いて座りながら、クライムブリッジのスタッフからひとしきり(英語で)注意事項の説明を受けます。同時にA4裏表あるマークシートに名前やアンケートをぎっしり記入しなければならないので、英語に不案内な私はもちろん、そうでない参加者もスタッフの注意などそっちのけでアンケート記入にいそしみます。このとき同時並行で呼気(飲酒)チェックも行われるので、結構せわしないことこの上ないのですが参加者のテンションはガンガン上がっていきます。私の英語力ではアンケートの内容の一割も理解していないのですが、たぶん一個でもチェックを入れると登らせてくれないんだろうな、ということで、名前や住所を書いたら、とっととスルーしました。

次に2番目のカンファレンスルームに通されます。ここで、実は1番目のカンファレンスルームでつなぎの衣装を着て説明していた若い女性が、一緒に橋の上に登るガイドではなく、地上スタッフ?であることが分かります。そして2番目の部屋で実際にガイド役となるおじさんとの御対面となります。そして、ここで今回の最大の難所!参加者の前で自己紹介と、今回ブリッジクライムに臨んだ理由を一言求められます。聞いてないよ〜 東洋人は私だけだったのですが、たぶん無難に自己紹介はこなせたかな???理由に休暇を挙げた参加者が多かったのですが、誕生日の記念というおばあさんもいらっしゃいました。

自己紹介が終わるとロッカールームに通されてブリッジクライム専用のつなぎに着替えることになります。ここでカメラや携帯電話はもちろんのこと、腕時計やアクセサリーまで外すことを求められます。で、金属探知機を通って次のエリアに進みます。本当にディズニーランドばりの究極の流れ作業・・・^_^;

手荷物を全てロッカーに納めて、身軽になったはずですが、ここから色々な装備を身につけることになります。まずはクライムコースに張り巡らされたワイヤーとつなぐ命綱を腰に巻きます。つぎに帽子とハンカチが配給。ただし、どちらも風で飛ばされないように専用スーツに繋ぎとめる工夫がされています。次に腰に雨具を吊るされます。雨具をのんびり橋の上で広げるくらいなら、とっとと降りればよさそうなものですが、装備だけは着々と増えていきます。最後にヘッドホンのついた無線レシーバーを腰に取り付けます。これで偽ゴーストバスターズ一丁完成です。^_^;

ここまでの装備が準備できると、屋内で命綱のハーネスをつけての階段の上り下りの練習となります。とにかくシステム化された流れ作業なので、ガイドの説明が理解できようと、できまいと、どんどんメニューは消化されます。

かれこれ1時間くらい準備にかかったのでしょうか? ようやくハーバーブリッジのキャットウォークへ一歩を踏み出します。高さの恐怖という面では、出だしのキャットウォークが一番怖いでしょうね。14〜5メートルの程よい高さと、橋本体にぶら下がっているだけのキャットウォークを左右から張り出した鉄骨に頭をぶつけないように進むというのは、厭が負うにも緊張感を高めます。

ちなみに命綱のハーネスをブリッジクライムのコースに貼られたワイヤーに一旦通すと、終点まで一切取り外すことができなくなります。なので前後の参加者もずっと同じ顔。ちなみに私はグループの一番最後に陣取ったのですが、後ろから追いついてきた次のグループのガイドさんが若い女性だったので「ラッキー」とちょっと嬉しくなりました。でもガイドさんやスタッフは途中で自由に命綱を結ぶワイヤーから外れることができました。。。 ^_^;

4〜50mの垂直の梯子をのぼりアーチ橋上部の鉄骨に取りつくと絶景が広がります。太い鉄骨の上は足下も安定しているので高所の恐怖は感じませんでした。ただ、もし日差しや風が強かったら大変だったと思います。遮るものの何もない吹きさらしですから。。。

シドニー

腰に取り付けたレシーバーでガイドさんのシドニー観光案内を聞きながら橋の頂上への往復を楽しみます。絶景かな絶景かな。

8時半にエントリーしてから、全てのアトラクションを終えて橋のたもとを離れるまで、ほぼ3時間たっぷり楽しんで満腹になりました。


シティーレール

シドニー

ときどき地下鉄、ときどき高架のシドニーの鉄道は全車両二階建て。

シドニー

券売機はタッチパネルですが旅行者にはちょっと難しいね。^_^;

シドニー

モノレール

シドニー
シドニー

シドニーの中心部のビルの合間を縫うように、かわいらしいモノレールが走っています。単線の環状線で15分ほどで一周できます。

シドニー
シドニー

トークンを購入して回転バーの改札を通り抜けます。

シドニー

一日乗り放題のパスもあります。ということで都合二日間モノレールでシドニーの街を何度もグルグル。^_^;

シドニー
シドニー
シドニー

車両は8人乗りのコンパートメントで、車両間を移動することはできません。ずっとモノレールに乗っていましたが、観光客の利用がほとんどのようですね。^_^;


アップルストアー

シドニー

世界で二番目に大きなアップルストアーということで、店内散策。^_^;


シドニー水族館

シドニー
シドニー
シドニー
ジュゴン
シドニー
シドニー
シドニー
シドニー
シドニー

ジュゴンの水槽を上から見たところ。水面にレタスが浮いているのを訝しく思いましたが、ジュゴンの食べ残しでした。


シドニー
シドニー
シドニー
シドニー
シドニー
シドニー
シドニー
シドニー


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