ちはやふる日記


[snowshoe] 白銀の立山

2008年04月21日 13:17更新

立山・室堂で迎えた朝です。朝の5時から温泉に入っていたら、朝焼けがあまりに見事なので濡れた髪を乾かす間もなく慌ててカメラを持って表に出ました。

手前の雪のない黒い部分から、うっすらと湯気が立ち上っている所は地獄谷の源泉です。


慌てて外に飛び出したので耳当ても帽子もなしで、さすがに寒いのなんの。あらためて仕切り直して宿の周りをスノーシューで歩き回りました。


地獄谷を見下ろす閻魔台には、ごらんの通りカメラの砲列が並んでいました。

写真を撮りにきた相部屋の方は、雪山の写真は朝夕の時間帯が良いと言っていました。斜めから差し込む光が真っ白な雪に微妙な陰影をつくるという話でしたが、実際にこの風景を目の当たりにすると圧倒されました。そして話の通り、このカメラマンたちは陽が昇ってくるとあっというまにいなくなりました。 ^_^;

宿に戻ってバイキングの朝食を摂ってから、あらためてスノーシューでみくりが池を一周するコースへと出発です。

途中、スノーシューや山スキーの団体とすれ違います。


室堂駅から雪の壁の上を遠巻きに天狗平へと下るコースをとります。

立入禁止(滑落防止?)のロープがずっと張られているので、このロープを目印にコースを辿ります。

雪の大谷の雪の上からの風景です。

天狗平から望む日本海側です。そこには雄大な雲海が広がっていました。

天狗平から振り返った室堂です。随分と遠くまで歩いてきました。


とぼとぼと室堂への道を戻っていたら、突然目の前に雷鳥が飛び出してきました。雷鳥なんておみやげものの写真だけだと思っていたら本物の雷鳥の出現にびっくりしました。しかしスノーシューでバタバタと歩いているのだから人の気配に気付きそうなものですが、その無防備さが雷鳥の数が減少した理由なんでしょうね。雷鳥を驚かせないように、そっとその場を立ち去りました。雷鳥は、こちらのことなど全く意に介していなかったようですが・・・ ^_^;


雷鳥の歓待に十分に大満足して観光ルートに戻りました。

上の写真は前日の同じ場所の写真との比較。天気の善し悪しで如何に景色が変わるかという良い例(悪い例?)

天気が良いと下からの眺めも最高です。スノーシューも十分に堪能したので背中に背負って除雪された道を気楽に散策 ^_^;

室堂の展望台からの風景。こんな天気の良い室堂を後にするのは本当に名残惜しかったのですが、これにて家路につきました。

往路とは逆に、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで辿り着いた扇沢の駅です。トロリー(架線)の写真を最後にパシャリ ^_^;



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