ちはやふる日記


プールサイドにて

2007年07月28日 14:54更新

都心のホテルのプールで日永一日過ごしてきました。

一度でいいからやってみたかったんです。「経済的な余裕はあるんだけど、責任ある仕事があるんで夏も東京を離れられないんです。」 みたいなアンニュイな雰囲気を・・・



しかし 「貧乏暇なし」 の私にそんな雰囲気を醸し出せるわけもなく、オタク心丸出しでガジェットを持参してしまいました。



(ドラえもん風に) 完全防水iPod!





で、そんなこんなで、プールサイドでボーっとしていたのですが、ちょっとオブジェクト指向について考えてみました。

普段の生活ではインスタンスをなかなか意識しないんだと思うのです。常にクラスだけで考えて用が足りてしまうから、モデルを描くときに、適切なインスタンスを思い浮かべるのが難しいのではないかと・・・

たとえば、おつかいでトマトを頼まれたとして、買ってくるトマトは世界で唯一無二のトマトである必要はなくて、トマトという属性をもったクラスに包含される「何か」であれば良い訳です。自動車クラスには乗用車サブクラスとトラック・サブクラスがあって、自動車インスタンスはナンバープレートで一意に識別できますよ、なんて言いますが、ナンバープレートは、お上が税金を取り立てるための方便で、「次のバス来ないなぁ」とか「お客さんが、お帰りになるのでタクシーを呼んで!」というときに、世界で唯一無二のバスやタクシーを頭に描いているわけではないはずなんです。あくまでもバスやタクシーの属性や操作を持った「なにか」であればいいんです。

それでは、日常生活で出会う唯一無二のものは何か?

恋愛における異性ではないかと・・・。 コンビニの店員さんではダメなんです。お店の制服という属性をまとって、レジを打つという操作を提供してくれればよい訳で、常に代替可能な存在です。

でもデートの相手は、こうはいかないのではないかと。 どう思われますか?



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