ちはやふる日記

まつもと市民芸術館で開かれた狂言舞台 「万作の会」を見に行ってきました。

非常にシンプルな舞台装置。抑制の利いた衣装。役者の台詞や動きさえも不要なものは全て削り落して構成された舞台に圧倒されました。映像技術の粋を凝らした華美な演出や微細な画面の作りこみに慣れていると最初は狂言の舞台が物足りないのですが、お芝居のエッセンスが濃縮されて、ずしんと、こちらの気持ちに伝わってきました。

モデリングの極意もここに学ぶべし。と勝手に日々の仕事に結びつけて考えていました。