[travelogue] 高遠城址公園
2007年04月22日 14:02更新
桜の名所で、大河ドラマ「風林火山」の舞台としても、今、話題になっている高遠城址公園を訪れました。
Lensbaby 3G
ここまでが普通のレンズで撮影した写真です。そして上に写っているのがレンズベイビーと呼ばれるレンズ・システムです。デジタルのこの時代に、ピントも露出も全てマニュアルで合わせます。
レンズがカメラ本体と蛇腹で繋がっているために、レンズをCCD面に対して傾けることができます。ピントと露出が全て奇麗にあっている写真もいいですが、ピントも露出も偶然に任せる、こんな写真はいかがでしょうか?
甘酒
勘助曲輪
大河ドラマにあやかって、山本勘助由来の史跡の看板もありました。
なのですが肝心の曲輪は埋め立てられて駐車場になっています。オイ!
ですが発見もありました。勘助曲輪の由来は、山本勘助が、この高遠城の曲輪の縄張りをしたことだと看板に書いてありました。「縄張り」って何?親分子分のあれですか?とか思ったら、城や建物の設計をすることを縄張りと呼ぶようです。当時は紙の設計図などなく、山本勘助が、直接、現場に出向いて、杭を立てて、縄を張って、堀や土塁の位置を指示したんでしょうね。設計という作業は、こんなところからきているのかと一つ発見でした。
高遠温泉 さくらの湯
そのまんまの名前ですが看板に偽りなしで、露天風呂からお花見ができます。花は盛りを過ぎていましたが、散った桜の花びらが、一ひら、二ひらと湯船に浮いているさまは、なかなかに風情のあるものでした。