POSIX準拠の findコマンド の -exec オプションのつかいかた
1. グループ実行
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$ find [検索パス] [検索オプション] -exec [実行コマンド] {} + |
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$ find . -type f -name '*.c' -exec dos2unix {} + |
- グループ実行ではコマンドの末尾に『 + (プラス) 』を指定する。
{}
にファイルパスが展開される。- グループ実行は
{}
に可能な限り複数のファイルパスを渡す。 - 【展開例】
dos2unix ./foo.c ./bar.c ./fiz.c
2. 単体実行
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$ find [検索パス] [検索オプション] -exec [実行オプション] {} [引数] \; |
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$ find . -type f -name '*.c' -exec cp {} ./src/ \; |
- 単体実行ではコマンドの末尾に『 ; (セミコロン) 』を指定する。
- シェル実行のときはセミコロンの直前に『
\
(バックスラッシュ) 』を置いてエスケープする。 {}
にファイルパスが展開される。- 単体実行は
{}
に一つずつファイルパスを渡す。 - 【展開例】
cp ./foo.c ./src/ ; cp ./bar.c ./src/ ; cp ./fiz.c ./src/