開発ツール
- MHC
- MPLAB Harmoney 3 Configurator。GUIでHarmony 3を操作するプラグイン・ツール
- MPLAB X
- Microchip Technology社のソフトウェア統合開発環境のバージョン10(Ⅹ)。 "MPLAB X IDE" がエディタ、ビルドツールなど含まれる、いわゆるIDE。 "MPLAB X IPE" はマイコンにプログラムやパラメータを書き込む、いわゆるROMライター(フラッシュメモリ書込みツール)。Cコンパイラはターゲット・プロセッサファミリー(PIC16, PIC32, SAM,…)個別かつ明示的にインストールする必要あり。
- MPLAB Harmony 3
- コード開発フレームワーク。ソースコード生成ツール。コード生成のためのライブラリ管理ツール。
MHCの機能
GUI操作でセットした選択肢や設定値で、プロセッサのレジスタを操作する(初期設定する)C言語コードを生成する。
MHCで設定できる(ソースコード生成できる)項目
- クロック周波数設定 (各々のペリフェラルに対して供給するクロック周波数)
- I/Oピン設定 (I/Oの種類、In/Out など)
- ペリフェラル(UART, SPI, I2Cなど)設定
注意事項
- MHCはMPLAB X (Harmony 3) の新規インストール直後は利用できない。別途、MHCの plugin (インストール) が必要である。
- MPLAB X で新規プロジェクトを作成するとき Categories: "Microchip Embedded", Projects: "32-bit MPLAB Harmony Project" を選択する必要がある。
- MPLAB X の [Tools] ⇒ [Embedded] から "MPLAB Harmony 3 Configurator" を起動(Launch)する。
- MPLAB X のプロジェクト(Harmony Project)をOPENしたら, MHCが起動(Launch)するわけではない。[Tools]から毎回起動する必要がある。
- MHCをつかったコード生成(Code generate)が完了すれば(修正がなければ)、MHCを再度起動する必要はない。