1. ワークツリーのチェックアウト
1.1. コマンド書式
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$ git worktree add チェックアウトパス名 コミット |
1.2. コマンド実行例
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$ git worktree add ~/Projects/LocalMaster master |
1.3. 補足説明
上記の例ではローカル・リポジトリ(≒起点となるワーク)が ~/Projects/LocalDevelop にあるものとする。すでにワークツリーがチェックアウトされたフォルダの下に新たなワークツリーのフォルダをチェックアウトすると煩雑になるため、たいていの場合、各々のワークツリーのチェックアウトフォルダは分離する。
2. ワークツリーのリスト
2.1. コマンド書式
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$ git worktree list |
2.2. コマンド実行例
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$ git worktree list C:/Users/Jane.Doe/Projects/LocalDevelop fcb9a41 [develop] C:/Users/Jane.Doe/Projects/LocalMaster 2d04e24 [master] |
3. ワークツリーの削除
3.1. コマンド書式
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$ git worktree remove ~/Projects/LocalMaster |
4. ワークツリーの刈込み
4.1. コマンド書式
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$ git worktree prune |
gitコマンドを介さずに削除してしまった作業フォルダーのgit管理情報を後追いで一括して削除するコマンド。
rm -rf ~/Project/LocalMaster
などの方法で削除済みのワークツリー(作業フォルダー)の残されたワークツリー情報を削除する。git worktree remove
を実行し、作業フォルダーとワークツリー情報を一括して削除する方法が、作業フォルダーだけを直接削除するよりも安全である。git worktree remove
を使うことで、ローカルリポジトリ(.gitフォルダー)を誤って削除することが避けられる。