SDS 200A driverをWin10 Fall Creators Updateへインストール

10年前(2007年)に購入したUSB接続タイプのオシロスコープ(DSO) "SDS 200A"
もともとWindows XP向けドライバーが付属していたのですが、その後、Windows 2000 / Widows 7向けドライバーの公開を最後にメーカーのサポートが終わっていました。
その後、Windows 10は『電子署名のない(野良)ドライバー』のインストールをデフォルト設定で完全に禁止してしまったため、電子署名のないSDS 200Aのドライバーもインストールができなくなってしまいました。ネットの情報を探し回り苦心惨憺して、なんとか最新の"Windows 10 Fall Creators Update"へSDS 200Aの(電子署名なし)ドライバーをインストールすることに成功しました。

softDSP (SDS 200A driverを含むPCアプリ) ダウンロード先

 


 

1. Windows 10 から BIOS設定画面に遷移

Windowsスタートメニュー => オン/オフ => 『SHIFTを押しながら』再起動

《再起動》

2. セキュアブート設定解除

トラブルシューティング => 詳細オプション => UEFI フォームウェアの設定

Administer Secure Boot => Enforce Secure Boot : Disable

《再起動》

3. テストモード切り替え

「管理者として実行」で開いたコマンドラインで以下のコマンドを入力

《再起動》

4. スタートアップ設定に遷移

設定 => 更新とセキュリティ => 回復 => 今すぐ再起動

《再起動》

オプションの選択 => トラブルシューティング => 詳細オプション => スタートアップ設定 => 再起動

《再起動》

4. 署名のないドライバーのインストール許可設定

キーボードから数字の "7" を入力。

《再起動》

【注意】 「ドライバー署名の強制無効化」は再起動直後の1回だけです。再度、再起動を繰り返すと「無効化」設定はクリアされます。

5. SmartScreen無効化設定

SmartScreenとは
インターネットから入手した不明なアプリやファイルについての警告表示

Windows Defender セキュリティセンター => アプリとブラウザー コントロール => アプリとファイルの確認 => オフ

No! 再起動》 — もし再起動すると『署名のないドライバーのインストール許可』がクリアされます。

上記は "Windows 10 Creators Update" 以降の設定方法です。
Windows 10 Anniversary Update 以前は コントロールパネル => セキュリティとメンテナンス => Windows SmartScreen設定の変更 => 何もしない (Windows SmartScreenを無効にする)

6. softDSPインストール

softDSPのインストーラー(setup.exe)を実行する。

7. 設定を元に戻す。

  • SmartScreenを有効化する
  • テストモードから標準モードを戻す : bcdedit /set TESTSIGNING OFF
  • セキュアブート設定を有効化する


参考サイト