三連休の中日、2017年9月17日(日)に東京・夢の島にあるBumB東京スポーツ館で開催された『World Robot Olympiad (WRO) 2017 Japan 決勝大会』に、東京予選会から引き続き審判としてお手伝いさせていただきました。
台風18号が日本列島縦断コースをとり東京に接近してくる予報の中、開催も危ぶまれましたが、一部スケジュールの変更のみで無事に大会を開催することができて胸を撫でおりました。
全国37ヶ所で開催された予選会を勝ち抜いた100を超えるチームが集結し、自慢のロボットとプログラムで日頃の練習の成果を競い合っていました。
2020年から始まる小学校のプログラム教育必須化の影響もあるのでしょうか? 今年は取材のカメラの数の多さにびっくりしました。地元チームに密着取材している取材クルーもあったようです。
レギュラーカテゴリーをエキスパート競技(上級者部門)とミドル競技(初級者部門)に分けたことで、エキスパート部門の競技レベルが向上した一方で、ミドル競技の競技レベルが少し下がったのかな?と感じました。ただ出場部門を2つにわけることで、地方予選参加と決勝大会出場経験の裾野が広がり、より多くのみなさんにロボコンを経験してもらえたなら嬉しいな、と感じました。 😀
大会終了後にちょっと残念に感じたのが、会場に残された多くのゴミ。出場の小中高校生のいたエリアにはほとんどゴミは残されていなかったのですが、応援や見学のみなさんがいた観客席に大会終了後に20本以上の飲みかけのペットボトルが残されていました。弁当ガラは目立たなかった(ないことはなかった)のですが、空になったペットボトル、そして半分程度のみ残されたペットボトルのゴミが非常に目立ちました。
今年はさらに応援、見学の皆さんが増えて、開会式直後から立ち見が出る満席状態。おそらく場所取りがてら飲みかけのペットボトルを観客席に残して、そのままになったと想像するのですが、ボランティアとして会場の設営と撤収を手伝ってくださった大学生スタッフのみなさんの負担も大きいですし、教育的観点からも好ましくないでしょうね。
場所取りの問題とゴミの始末の問題。参加者が増加することで課題も増えてくるなと考えさせられた大会終了後でした。