【注意】
この記事はMindstorms EV3の分解を保証するものでも、お勧めするものでもありません。不適切な分解、修理は分解中および組立後に発煙、発火の事故を招きます。
Mindstorms EV3の『戻るボタン(Cancel Button)』が押しにくくなり、プログラムを停止させようとしてもボタンを押し込めなくなり困ったので自己責任でインテリジェントブロックを分解して修理を試みました。
電池ケースの内側のネジを4本外し、慎重に開きます。内部のケーブルやボタンが落ちないように注意しましょう。
インテリジェントブロックを開けると『戻るボタン』の位置にある電極が本来の位置からズレていました。
ちなみにインテリジェントブロックの上下のブロックはフラットケーブルでつながっています。このケーブルを引き抜いたり、接触不良になると液晶画面が映らなくなるので注意しましょう。
電極の位置を基板のプリントに合わせて貼り直します。
ボタンやケーブルを元の位置に嵌め込み、ネジを締めれば修理完了です。
ボタンスイッチの電極は透明のフィルムで貼り付けているだけでした。これでは使い方によって電極の位置がずれてしまいますね。