EV3ソフトウェアとVisual Studio for Macの競合不具合

WRO(World Robot Olympiad)参加者が使うことが多い教育版EV3ソフトウェア(EV3 Education Edition Software)のMac版 ver.1.2.3 がインストールされた環境に、2017年5月10日より一般公開がはじまったMicrosoft社の新しいソフトウェア開発環境 Visual Studio 2017 for Mac をインストールすると今まで動いたEV3ソフトウェアが動かなくなってしまいます。不具合の症状と(暫定的な)解決法をご紹介します。

不具合の症状


EV3ソフトウェア エラー画面

EV3ソフトウェアがインストールされたMacに、後からVisual Studio for Macをインストールすると上記のようなエラーが発生しEV3ソフトウェアが立ち上がらなくなります。


VS for Mac エラー画面

次にEV3ソフトウェアを上書きインストールすると今度はVisual Studio for Macを立ち上げるときに上記のようなメッセージが表示されます。

 

『教育版EV3ソフトウェア(がベースとしているLabVIEW) Mac版』と『Visual Studio for Mac』が参照するmono frameworkのバージョンが異なり、かつ、バージョン間の互換性がないためにトラブルが生じているようです。

 

対処方法

1. EV3ソフトウェアを起動するとき

ターミナル(Terminal)で次のコマンドを実行する

 

2. Visual Studio for Macを起動するとき

ターミナル(Terminal)で次のコマンドを実行する

 

参考


https://forums.xamarin.com/discussion/64602/how-to-get-xamarin-studio-and-lego-mindstorms-ev3-to-coexist-on-os-x-10-11

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