長野県上田市にある信州大学 繊維学部の構内にある上田市産学官連携支援施設(AREC)にて開催されたETロボコン2015の実施説明会に参加しました。
当日は信州大学の卒業式で、スーツ姿の男子大学生や袴姿の女子大学生が晴れやかな姿でキャンパスを闊歩していました。
長野県はこれまで東京地区大会への参加でしたが、今年から北陸地区大会への参加に変更ということで、長野県内の常連チームも実施説明会に参加してくるかな?と思っていましたが、参加者は私ともう一人だけでした。ちょっと寂しい。おまけに私が遅刻してしまいご迷惑をかけてしまいました。ゴメンなさい。
新Mindstorms EV3
2015年度よりMindstorms EV3で参加可能。Mindstorms NXTで参加できるのも2015年度まで。2015年度はNXTとEV3が同じ競技で競うことになるそうです。NXTとEV3はハードウェアとしての性能が異なるので同じ土俵で争うとなると、どちらのMindstormsを選ぶか悩ましいですね。大会公式開発環境以外(例えばRuby, Luaなど)でも事前申請で参加可能となる予定。Bluetoothを使ったリモートスタートは2015年も踏襲予定。EV3のWi-Fi利用可否は未定(検討中)。
イノベーター部門
昨年新設されたアーキテクト部門がイノベーター部門と名前を変えてリニューアル。プレゼンを必須とする。Mindstorms NXT/EV3 以外のプラットフォームでの参加も可能。助走区間もなくなり、より自由度の高い企画が可能。
技術教育
技術教育の標準プログラミング言語がC言語からC++に変更。C言語も参考として提供されるがモデル開発との親和性でC++での説明が中心になる予定。MDD(Model Driven Development)開発環境の一つである(OSS版)BridgePointのサンプル環境も提供予定。
北陸地区大会
北陸地区大会は技術教育から地区大会まで全てのイベントを金沢工業大学(KIT) 扇が丘キャンパスで開催予定。独自教育はETロボコン参加チーム以外にもオープンになる予定。昨年まで北陸地区のスケジュールは朝が早い(9:00スタート)ため長野県から参加の場合は前日泊かも? 🙁
EV3WAY(Mindstorms EV3の二輪倒立走行体)のデモ走行もしていただきました。形状や性能はMindstorms NXTとほとんど変わりないようですが、眼(超音波センサー)や胴(インテリジェントブロック)のLEDが光ると綺麗に映えますね。